高等部第1回キャリアガイド教室

2024年9月10日 18時15分
高等部 理療科

 9月10日に、保健理療科、専攻科理療科の生徒8名が四国医療産業研究所長で産業医の櫃本真聿先生から

「傾聴力を診療に活かす~無意識をコントロール~」という演題でお話をいただきました。

 先生は次のように語られました。「人は『自分はどうなりたいか』がはっきりすると、それに向かって

積極的・建設的な行動を取るようになります。傾聴によって、患者さんの潜在意識がポジティブな方向に

変化することで、治癒力が高まります。医師は患者さんの話をゆっくりと聴くことは難しいのですが、

理療師は身体症状だけでなく、心にもアプローチできるのです。」

 櫃本先生のお話によって、生徒たちは臨床での患者さんとの会話の大切さを知るとともに、理療の

可能性の大きさについても再認識できました。

先生が話されている様子