その他の行事
本校では、毎年冬休みにウィンタースクールを行っています。
今年も、地域の小中学校に通う皆さんが参加してくれました!
午前中は、上浮穴高校の先生をお招きし、木で小物入れを作るワークショップを行いました。
手先を器用に使って、素敵な作品ができていました♪
午後は、本校の英語科教員による活動を行いました。
英語で自己紹介をしたり、色や動物の英単語を使ってビンゴゲームを行ったりしました。
とっても上手に話すことができていました♪
参加をしてくれた皆さん、ありがとうございました!次回もお待ちしています♪
本校では、見え方に困っている方を対象に、年に2回サマースクールとウィンタースクールを開き、ワークショップや情報交換などを行っています。興味のある方はぜひお問い合わせください。


高等部 理療科
経穴(けいけつ)とは、一般に言われる「つぼ」のことです。WHOは国際標準経穴として361か所の経穴を定めています。今日は、「足三里」を紹介します。奥の細道の序文に「三里に灸すゆるより、松島の月まず心にかかりて」という一節があります。膝の下にある足三里には、健脚や胃腸を整える働きがあるのです。先人も、旅の養生として足三里の効果を知っていたようです。

高等部 理療科
「きゅうとうしん」と聞くと、どんな漢字を想像しますか?私はスタイル抜群の「九頭身」がぱっと思いつきますが、今回ご紹介するのは「灸頭鍼(きゅうとうしん)」です。
「灸(きゅう)」は身体を温めることで不調にアプローチします。
「鍼(はり)」は筋肉を柔らかくすることで不調にアプローチします。
「灸」の効果も「鍼」の効果も、どちらも得られる施術が「灸頭鍼」なのです✨
それでは、どんな風にダブルの効果を発揮するのでしょうか?
なんと「灸頭鍼」という漢字の通り、鍼の頭にもぐさ(灸)を付けて燃やすのです!(1枚目の写真です。)
ちなみに、お灸の熱は鍼を通しては伝わらず、輻射熱(ふくしゃねつ)といってお灸そのものから出る熱で身体を癒します。
~おまけ~
2枚目の写真は、棒灸(ぼうきゅう)です。実際に体験してみたのですが、心地よい温かさでとっても気持ちよかったです♪


その他の行事
今日は中央消防署員の方々や消防団の方々を講師にお招きし、教職員対象の救急法講習会が行われました。
心肺蘇生法やAEDの使用法、止血法などを説明していただき、具体的にどう対応するべきかを再確認することができました。実際に心肺蘇生で行われる胸骨圧迫を、参加者一人一人が「あっぱくん」装置を使って1分間に100回のペースで練習をしました。
また、急なけがや病気で救急車を呼ぶか迷ったときなどに、電話で看護師や医師などの専門家に相談できる「#7119」が紹介されました。
とても学びの多い充実した講習会となりました。講師の先生方、どうもありがとうございました。

学校全体
本日、表彰伝達式の後、第2学期終業式が行われました。
表彰伝達式では、「令和7年度 校内点字コンクール」「第23回愛顔のえひめ特別支援学校技能検定」の
表彰を行いました。
終業式では、校長から2学期の行事等における生徒の頑張りを讃えるとともに、新しい学期や
進路に向けた「準備」としての今後の過ごし方についてメッセージが送られました。


松山西中等教育学校5年生12名に来校いただき、本校普通科との交流および共同学習が行われました。「初めての点字講座」と「ガイドヘルプ体験講座」で、本校生徒が点字やガイドヘルプについての説明を行いました。点字では、「め書き」や自分の名前を打ち、理療科の点字使用の先生に読んでもらって正しく打てているか確認しました。ガイドヘルプでは、アイマスクをして狭い場所や階段を歩くことが怖くて足がすくむ、といった感想も聞かれました。
後半は、西中等の生徒発案の「聖徳太子ゲーム」。混合縦割りの3班に分かれて、テーマごとに発せられる複数の言葉を聞き分けるゲームで楽しみました。両校の生徒とも笑顔も見られ、心を通わすことができ、視覚障がいのある方への理解も深まり、充実した時間となりました。


高等部 理療科
臨床実習を行っている専攻科理療科2・3年生は、課題研究という授業を通して、日ごろの実習で得た課題に対して研究を行っています。今日はその成果を発表し、生徒や先生から質疑応答を受けました。
今年の発表内容を紹介しますと、一人目の生徒は足首の前をマッサージすると、太ももの裏にある筋肉(ハムストリングス)の緊張が緩んだこと、二人目は、睡眠障害のある方に対して足首より下をマッサージすると睡眠が改善したこと、3人目は肩甲骨の周りの筋肉を揉むと肩こりが改善したことを発表しました。
どの発表も今後の実習に活用したいと思うものでした。これまでの取組を通して得た成果を今後の臨床実習にいかしてくれることを期待しています。


中学部3年生が、12月17日(水)に放送されたNHKラジオ第一(R1)「ひめゴジ!」(17:05~17:20生放送)に出演しました。11月に行われた本校の文化祭を中心に松山盲学校の良さを大いに語りました。この日は放送時間の短縮もあり、唯一の出演者となりましたが、その分、しっかりリスナーの皆さんに言いたいことを伝えることができました。

なお、出演番組はNHKの聞き逃し配信サービス「らじる★らじる」(ブラウザ上でもアプリでも可、地域選択は「松山」)で12月24日(水)17:20まで聴取できます。ぜひ聞いてみてください。
中学部
中学部の生徒が、愛媛県盲老人ホーム権現荘の皆さんと交流させていただきました。
交流会では、落語の「寿限無」を披露し、とても喜んでいただけました。
また、ゲームでは、「少年時代の思い出」や「今、楽しみにしていること」など、利用者の皆さんのお話を聞けてとても楽しかったです。
最後は、ピアノがお上手な利用者さんの伴奏に合わせて、「青い山脈」や「ジングルベル」を合唱して、交流を深めました。
権現荘のみなさん、楽しい時間をありがとうございました。
小学部6年1組の児童は、校外学習でひろ鍼灸整骨院さんに行きました。
本校で理療を学び、スポーツ選手を支えたいという夢を持っている児童。
鍼・灸・あん摩・マッサージ・指圧師として治療院を営まれつつ、スポーツ選手へのトレーナーとしてもご活躍されている方から、貴重なお話を伺うことができました。
毎日のコツコツとした積み重ねや、疑問に感じたことをとことん追求する姿勢などが、憧れの仕事へとつながっていくことが分かりました。
今日の校外学習が、夢への第1歩になるように、日々の生活に生かしていきたいと思います。ひろ鍼灸整骨院さん、ありがとうございました!
