第51回中四国盲学校弁論大会報告(6月13日金)
2025年6月13日 18時38分広島県立中央特別支援学校で開催された大会に本校専攻科理療科3年の生徒が出場しました。タイトルは「五分の一の物語」。審査員長による講評では、冷静に誠実に自分に耳を澄ませながら前に進んでいることが伝わってきたと評され、奨励賞をいただきました。
他の方々の弁論も、親しい人の死をきっかけに生きることへの思いを深めたものや、白杖を使うことで世界が広がっていったこと、夢中になれることが自分と人をつなげてくれること、見え方は変えられないけれど考え方や行動は変えられるなど、印象的な内容や言葉に満ちた素晴らしいものでした。
アトラクションでは、開催校出身のソプラノ歌手、川端美樹さんによるミニライブが行われました。特に千と千尋の神隠しの「いつも何度でも」は、弁論の内容と重なり、歌詞の一つ一つが立ち上がって来るようで、改めて言葉の力、歌の力を感じさせられました。
弁論は、思考力、文章力、表現力を必要とする「7分間の芸術」と言われています。来年は香川開催です。生徒の皆さん、出場目指して頑張ってください!