高等部 理療科
臨床実習を行っている専攻科理療科2・3年生が、日頃の実習を通して得た課題や疑問に対して研究に取組み、その成果を発表しました。生徒が取り組んだテーマは、美容鍼、腰痛体操、鎖骨周辺への手技療法、便秘に対する鍼施術等と、今後の実習に生かせるものでした。
生徒たちは、一般的な研究発表と同じようにスライドを操作しながら8分以内に説明し、説得力のある話し方でした。発表会を通して今後の臨床実習で、成長した姿をみられることを楽しみにしています。


学校全体
長野県の「株式会社 キザキ」様より、白杖を3本贈呈していただきました。キザキ様は、スポーツ用品を手掛ける会社だそうですが、10年前に、小児用の白杖の製造がほとんどされておらず大人用で代用していたことを知り、金沢大学と共同で小児用白杖の開発に取り掛かられたそうです。手に自然にフィットする形のグリップや、伸縮自在であること、グリップについたストラップが衝撃に合うと自動で外れることなど、様々な工夫がされていました。全国の盲学校、視覚特別支援学校に「児童生徒用白杖普及プロジェクト 白杖マラソン」として、小児用白杖をプレゼントしてくれています。
今日は、本校に3本の白杖をいただきました。本校で33校目だそうです。児童生徒を代表し中学部2年生が、メッセージボードにメッセージを書きました。「白杖で一人行動夢かなう」松盲らしいすてきなメッセージです。キザキ様、本当にありがとうございました。大切に使わせていただきます。


本日が今年最後の臨床実習でした。今年も多くの患者さまに来ていただき、実りある実習をすることができました。ありがとうございました。
冬休みを挟み、年明けは1月9日からの再開となります。寒い日が続き凝り固まった身体、年末年始の慌ただしさで疲れた身体、、、どなたでも歓迎です!心も身体も癒されに、ぜひ松盲臨床室へお越しください。


高等部 本科普通科
普通科Ⅲ類型の生徒が校外学習で、JR松山駅と三津浜に行きました。
JR松山駅では構内を見学したり、切符の買い方を職員さんに教えていただき実際に購入したりしました。その後、JR松山駅から電車を利用して三津浜駅まで移動し、三津浜商店街を散策しました。子ども食堂を運営しているお店で昼食を取り、お店の方から子ども食堂についての説明を聞かせていただきました。三津の渡し船に乗って、三津の歴史に触れました。学びの多い校外学習となりました。


小・中学部合同でクリスマスをテーマに音楽の授業を行いました。
児童生徒と先生たちで「あら野の果てに」をトーンチャイムで合奏しました。授業中に階名で歌ったり、自分の音を確認しながら鳴らす練習はしていたものの、全員での合奏は初めてでしたが、とても美しいハーモニーを奏でることができました。
その後、「赤鼻のトナカイ」をマイクで歌ったり、みんなで「あわてんぼうのサンタクロース」を踊ったりしして、楽しいひとときを過ごしました。

松山中央ライオンズクラブ様より、本校に点字プリンターを寄贈していただきました。
ライオンズクラブはヘレンケラーとの歴史的な繋がりがあり、松山中央ライオンズクラブの60周年記念として、ぜひ本校に役立つものを贈りたいとのお申し出があり、実現したものです。
小学部5年生の児童は、「点字プリンターは生活に欠かせないものです。今日は本当にありがとうございました。これから大切に使わせていただきます。」とお礼の言葉を述べました。

高等部 理療科
IT教室にある壁掛け時計が止まっていたので、電池を入れ替えるため壁から外したところ、なんと昭和44年の卒業生からの記念品で、50年以上前のものだということがわかりました。これも盲学校の長い歴史を表すものの1つなのでしょう。「この先も、ずっとずっと、動き続けてほしい」と願いながら、再び壁に掛けました。


中学部
鴨川中学校JRC委員の10名と交流及び共同学習を行いました。
今日は、視覚障がいのことを知ってもらうために、「点字体験」「ガイドヘルプ」「ゴールボール」を一緒に体験しました。とても楽しい時間でした。
初めて体験することにも、積極的に取り組んでくれた鴨川中学校の皆さん、ありがとうございました。

学校全体
寒くなってきたので、冬を探しに、校内を歩いてみました。
今日の本校の校庭の様子です。
中庭には、先週まで生き生きと咲いていた、季節はずれのひまわりですが、今朝はしおれてきました。その近くのコスモスは、まだまだ元気に咲いています。
運動場の南側にあるもみじは、あまり落葉しないで、きれいな赤のままです。桜は、赤色や黄色の葉が、少しずつ舞い落ちていますが、まだ、葉がたくさん残っている木もあります。
温暖化の影響でしょうか、季節がずれている感じです。

