その他の行事
学校は夏休みに入りました。生徒の皆さんがお休みの間、様々な教職員研修が予定されています。
終業式の日の午後には、自立活動の研修として、スクリーンリーダーを使ったパソコンの操作への理解を深めました。
普段音声のみでパソコンを操作している理療科の教員を講師に、様々なショートカットキーを確認し、画面を見ずに音声を聞いて文書を編集する演習を行いました。この他、パソコンの画面の拡大やブレイルメモの機能についても確認しました。
普段画面を見てパソコンを操作している教員には、音声のみで操作することはとても難しく、生徒達と学習する際に大切なことをいろいろと考えることができました。
夏季休業期間中の研修を通して、2学期以降の生徒の皆さんとの学習に必要なスキルを高めていきたいと思います。



中学部
中学部では、Web会議システムを使ってオンライン合同学活を行いました。
参加した生徒や先生は「夏休みの目標」や「夏休みのお手伝い」を発表しました。発表するときに自分でマイクをオン・オフし、操作も頑張りました。友達や先生の目標の発表にうなずいたり、声をあげたりしながら、遠く離れた中学部のメンバーともやり取りができ、楽しいひとときとなりました。

高等部 本科普通科
昨年度は感染拡大によりできなかった交流ですが、今年度はお互いに感染対策をして、ついに実施できることになりました。
前半の学習交流では、点字と情報機器の体験を行いました。どちらも生徒たち自身が工夫して、得意なことを発揮して体験活動を考えました。西中等の皆さんは、楽しみながら、熱心に取り組んで下さいました。
後半のスポーツ交流では、フロアバレーボールを行いました。事前学習でルールなどを理解しての参加だったので、楽しくゲームをすることができました。障がい者スポーツに対する理解を深め、お互いに相手のことを考えて行動すると、様々な人が一緒に楽しめる活動ができることを学びました。
2時間という短い時間でしたが、お互いのことを少しずつ知ることができたと思います。
8月には、松山地区の高校生を対象に、視覚障がいへの理解を深める体験ができるオープンスクールも予定されています。これからも、こうした活動を通して、社会の中で共に生きていくために大切なことを考えていけたらいいな、と思います。




高等部 理療科
先週末で今学期の臨床実習が終わりました。今日は、保健理療科と理療科の2,3年生が臨床室の大掃除を行いました。
カーテンを外し、窓ガラスもきれいにしました。2学期も、きれいになった臨床室で、実習頑張ります。


学校全体
中学部・高等部普通科の生徒たちが、フランス在住の音楽家である馬場彩乃さんやギョーム・ドゥヴァンさんとオンラインで交流を行いました。第一部はクラシック曲の定番であるト長調のメヌエット(ベートーヴェン)や、ハンガリー舞曲(ブラームス)を聴きました。また高等部普通科3年生による演奏も披露しました。第二部は松山盲学校の校歌や浜辺の歌などを演奏していただきました。素晴らしいピアノとヴァイオリンの音に癒されました。遠く離れた日本とフランスですが、心の距離は一気に縮まった気がしました。



中学部
学校全体
今日の給食は、高等部普通科1年生のリクエスト献立でした。
献立は、ご飯、牛乳、ピーマンのひき肉詰め、きゅうりの酢物、みそ汁、水まんじゅうです。
ひき肉詰めは調理場で、ひとつ一つずつ手作業で詰めていきました。
大好きなメニューに生徒の食も進みます。暑い夏もしっかり食べて元気にすごしましょう!


その他の行事
中学部・高等部普通科合同生活単元学習で、夏祭りと称してかき氷大会をしました。白玉粉をこねて白玉団子を作り、氷を削り、好きな味のシロップをかけていただきました。その後は、中学部、高等部普通科のみなさんにも食べてもらいました。うだるような暑さの中で、涼やかなひとときでした。


高等部 理療科
専攻科1年の経穴の授業では、経穴人形〔コウチャン!?〕を使って、全身の361穴のつぼの位置や気血の流れを学習します。
鍼灸医学とは、経穴に鍼灸・マッサージなどの刺激を加えることで、不足している気血を補い、身体の不調を整えます。体表上の経穴をいかに正確に捉え、刺激できるかが治療の正否を左右します。まさに経穴は鍼灸治療の“つぼ”なのです。
神秘に包まれていた鍼灸医学も、最近の脳科学研究によって続々と効果が確認され、治効メカニズムが解明されつつあるのです。

