学校全体
5名の保護者の方が、3年ぶりの給食試食会に参加されました。
今日のメニューは、どんどろけ飯、牛乳、かき揚げ、おひたし、じゃぶ。
どんどろけ飯とじゃぶは、鳥取県の郷土料理です。
味付けがしっかりしていておいしかったと、ほめてもらいました。
生徒の隣で食べていただき、黙食の雰囲気に驚かれていました。
午後からは、6名の保護者と教員とで第3回PTA役員会を行い、文化祭の反省などについて話し合いました。
今年度はPTA活動もwithコロナで実施でき、有意義で楽しい時間が過ごせています。
お忙しい中ご参加いただいた役員の皆様、お疲れ様でした。

学校全体
12月になり、一気に冬らしくなりました。
この時期には山茶花が咲いているはず。
そこで、同僚の先生に「校内に山茶花が咲いていますか?」と尋ねると、「ええ、咲いていますよ!椿も咲いています。」とのこと。
えっ?椿は2月とか3月とかに咲くんじゃなかったっけ?
早速、椿と山茶花が咲いている、校内の中庭を案内してもらいました。
[山茶花を触る写真]
まずは山茶花。
花びらは、少し潤いを持っている。
最初に触らせてもらった花は、花びらが開くのではなく、筒状。筒の壁は二重になっていて、花びらの枚数を数えることはできない。筒の直径は4、5センチほどでしょうか?私は勝手に、山茶花はとても小さい花が密集して咲くと思い込んでいたので、意外でした。
次に触らせてもらった花は、花びらが筒状ではなく、開いていました。
先生の話によると、山茶花は最初は筒状に咲き、その後開き、そして花びらが1枚ずつ散るとのことでした。
茎から出て葉っぱに至る部分には、細かい毛が生えていました。
葉っぱは、けっこう厚みがあって、表面は乾燥している。全体として楕円形で、両端が尖ったような形。縁には細かなギザギザがあり、一つ一つのギザギザはあまり尖っていない。
表面に凸を描くように反り返っていて、その中央に根元から先端に向かって太い葉脈がある。その葉脈から分かれる葉脈はほぼわからなかったのですが、爪でこするようにすると見つかりました。どちらかというと、表面よりも裏面にあるようでした。
なお、木の幹には触りませんでした。最近、全身の強い痒みに悩まされており、「今触ると皮膚が荒れると思う」と忠告されたので、痒みが治まってから触ることにしました。
また、鼻づまりが激しく、臭いを嗅ぐことも諦めました。
[椿を触る写真]
次に、椿。
花の様子は、筒状の山茶花とほぼ同じ。
茎から出て葉っぱに至る部分には、毛が生えていませんでした。
葉っぱも山茶花とほぼ同じでしたが、縁にあるギザギザが山茶花よりも鋭く感じられました。
葉脈は裏面よりも表面に目立つようでした。
それにしても、山茶花と椿はよく似ていました。
ネットで調べてみると、分類上とても近しい関係のようですね。
今回、私はいくつかの幸運に恵まれたと思います。
一つ目は、松盲の敷地内に山茶花も椿も植えてあったこと。敷地内なので、気軽に触りに行けました。
二つ目は、山茶花と椿が同じ時期に咲いてくれたこと。これって、しょっちゅうあることなのでしょうか?
三つ目は、そのことを私に教えてくれる同僚がいたこと。そして、時間を割いて花の咲く場所まで案内して、触らせてくれたこと。
四つ目は、花びらや葉っぱを触ってその違いに気づく手を、小さい頃からの教育で育ててもらっていたこと。他の幸運が重なっても、その違いに気づく手をもっていなければ、今回のような体験はできないのです。
自分の気持ちなど聞き入れてもらったことのない、昔の盲学校時代でした。好きか嫌いか、やりたいかやりたくないかではなく、将来に必要かどうかで活動内容の決まる時代でした。
怖い先生、怖い先輩の思い出ばかりで、あの頃に帰りたいなんて思ったこともないですが、あの時代の取り組みが今の私の手を、今の私自身を支えてくれているのですね。
いろいろなことに感謝した1日でした。



中学部
令和4年(2022年)も、あとわずか。
寅年の今年から来年の卯年へ、もうすぐバトンタッチです。
ところで、本校中学部には今年の干支の「寅」と来年の干支の「卯」がいます。
まず「寅」ですが、中学部のある学習室の後方にいます。
昨年度の文化祭の劇で、背景として描かれたものです。
とんちの一休さんを題材にした劇の名場面で登場しました。
この絵がある教室は「トラの間」の愛称で親しまれています。
片や「卯」ですが、学校の正面玄関を入って右、靴箱の上にいます。
中学部2年の生徒が制作した「たくさんのうさぎたち」です。
たくさんのうさぎがいますが、生徒一人での作品です。
1羽ごとにちがう表情が何とも言えず微笑ましいです。
ちょっと早いかもしれませんが、
今年1年を振り返りつつ、素敵な1年の締めくくりをしたいと思います。

高等部 本科普通科
高等部普通科3年生の理科の授業で岩石の学習をしています。
玄関前のロータリーの岩石について確認をしました。
緑色の岩石が多く、中央構造線の南側の三波川変成帯と思われる片岩が多くありました。

学校全体
今日の給食の献立は、ごはん、牛乳、ししゃも磯辺揚げ、ナッツあえ、大根のそぼろ煮、みかんでした。
そぼろ煮の大根は校内の畑で収穫されたものです。生徒たちが丹精込めて育てた大根は新鮮でみずみずしくて格別でした。
旬のものはおいしくて栄養価も高いので、旬のものをたくさん食べて元気に寒い冬を乗り切りましょう!


高等部 本科普通科
今日の普通科のホームルームのテーマは「和の心を学ぶ」でした。
家庭科の授業で作った和菓子の生地「ねりきり」を、クリスマスツリーの形にしました。抹茶風味の生地に、小さいパーツを飾り付けるのが難しく四苦八苦…。その後、抹茶を点てて、お菓子と一緒にいただきました。正座で足はしびれましたが、日本の伝統を体験することができました。


学校全体
12月になりました。松盲図書室にクリスマスコーナーを作りました。本校の蔵書の中で、クリスマスに関係する本を選んでみますと、結構ありますね。絵本が多いのではありますが、クリスマスを題材にした一般図書もあります。点字本もあります。こうして1か所に集めて、表紙を眺めているだけで、気持ちがルンルンしませんか?いくつになっても、クリスマスって心が暖かくなりますね。

寄宿舎
今日から『師走』(12月)です。
寄宿舎では、一人一人が好みのリースを飾り付け、クリスマスツリーを飾りました。
夕食時には、ピッカピッカとライトアップされたツリーを楽しむことができそうです。


高等部 本科普通科
2日間の現場実習に続いて、11月30日〜12月2日の3日間、模擬会社という設定で、働く体験をしています。
空缶つぶしの作業にも慣れ、力の入れ具合(体重のかけ具合)のこつをつかんで、次々とつぶしています。
根気強く取り組み、挨拶や報告に心掛けながら、笑顔で頑張っています。

